成人式のお祝いマナー
そもそも成人式ってなに?
日本の法律では、成人とは満20歳の男女のことをいいます。成人になると選挙権や財産管理権などが与えられ、喫煙や飲酒も許されます。つまり、責任あるひとりの成人として扱われる年齢が満20歳であり、成人式はそのことをお祝いする行事なのです。
成人式は、地方自治体や企業によって催されます。式の日取りは、地域によって異なりますが、多くの自治体では1月の「成人の日」におこなわれています。成人の日は、昭和23年に制定された国民の祝日で、成人式はそれ以降、盛んに催されるようになりました。なお、成人の日は平成12年に日にちが改められ、現在は1月の第2月曜日が成人の日とされています。
ちなみに、地方自治体などで催される成人式の主な招待者は、その年の成人の日を基準として、前年の4月2日からその年の4月1日までに20歳をむかえる男女です。
成人式での服装は?
ほとんどの成人式では、服装についての規定はありません。しかし、成人式は成人したことを自覚する節目となる行事ですので、礼服で参加するのが好ましいでしょう。
男性の場合、ダークスーツなどの略礼服を着る人がほとんどですが、なかには正礼服の紋付羽織袴姿で参加する人もいます。女性は振り袖の着物を着る人が多く、次いで多いのがスーツやワンピースやドレスです。これらの衣装は成人祝いとして親類から贈られるケースもありますが、レンタルを利用する人も多いようです。
お祝いは必要?そのお返しは必要?
儀礼的なおつき合いの場合、成人のお祝いは贈る必要はありません。成人のお祝いは、ごく身内のお祝い事ですから、両親や祖父母などでお祝いするのが基本です。そして以前は、成人式に参加したあとで、家族で食事をしてお祝いするという形が主流でした。しかし、最近は友人同士で食事に出かけるケースが主流になっています。
成人のお祝いの内容は、対象者が女性ならば、振袖の着物を贈る人が多いようです。他には、化粧品やアクセサリー、洋服なども人気です。男性ならば、スーツやネクタイ、時計などが人気です。現金を贈る場合は、親類ならば5千円〜1万円、知人ならば3千円程度が目安です。のし袋やのし紙には、「祝成人」と表書きをおこないます。
成人式のお祝いに対するお返しは、基本的には必要ありませんが、お礼状は必ず送りましょう。もちろん、お祝いをもらってから、すぐに出すのがマナーです。そして、お礼状はいうまでもなく、お祝いをいただいた本人が直筆でおこないます。これも大人としてのマナーです。
