その他のお祝いマナー
新築のお祝いと挨拶まわり
一般的に新築のお祝いは、新築披露に招かれた場合に贈ります。贈り物は当日持参するか、前日までに届くように送りましょう。内容は、菓子折りやインテリア小物などが人気です。ただし、ライターや灰皿など、火事を連想させる品物は、縁起が悪いので避けてください。また、商品券や現金を贈っても構いません。その場合は、紅白の蝶結びの水引がついたのし袋に入れて、「祝御新築」と表書きをおこない渡します。
お祝いに対するお返しの必要ありませんが、高額なものをいただいた場合は、「新築内祝」として、半額程度の品物を送りましょう。
最近は新居へ引っ越しても、アパートやマンションの場合ですと、あいさつ回りをおこなわないのが一般的です。しかし、一戸建に引っ越した場合は、おこなった方がいいでしょう。
あいさつ回りは引っ越して2〜3日におこなうのがマナーです。あいさつ回りをおこなう範囲は、昔から「向こう3軒両隣」といわれていますが、真裏にもお宅がある場合は、そのお宅にもあいさつにうかがってください。
あいさつ回りの際には、タオルやお菓子などを手みやげとして持参する習わしがありましたが、最近は手短なあいさつで済ませる人が多いようです。
あいさつ回りで品物を渡す場合は、品物に紅白の蝶結びの水引がついたのし紙をかけて、「粗品」と表書きをおこないます。なお、贈り主の名前には、名字のみを書き入れします。
開店や昇級のお祝い方法は?
開店や開業、昇級のお祝いなどに招かれた場合は、お祝いを贈りましょう。開店のお祝いには、「大入り」と書いた招き猫や盛り花などを贈る風習がありますが、最近では文房具やインテリア小物など実用的なものを贈るのが主流です。ただし火を連想させる品物は避けましょう。また、観葉植物や菓子折り、ビール券やお酒などの贈り物も人気です。
贈り物には、紅白の蝶結びの水引がついたのし紙やのし袋を使い、表書きは「祝御開業」「御開店」「御祝」のいずれかでおこないます。この際に「祝」という文字を大きめに書くのが習わしです。
お祝いは基本的に直接渡すものですが、祝賀会をおこなわない場合や、なかなか面会の機会がない場合は、宅配を利用してもかまいません。
お祝いをいただいた場合、お返しを送る必要はありませんが、お礼状を出すのがマナーです。
退職はお祝いしていいの?
定年退職の場合は迷うことなくお祝いしましょう。その際は「御餞別」として贈り物をします。内容は、定年後の趣味に役立てるものや金券などの実用的なものが人気です。
中途退社の場合でも「御餞別」として贈り物をすることはかまいません。退職理由は人によってさまざまですが、新たな出発となることには変わりありません。ですから、お世話になった人には、激励や感謝の意味も込めて贈りましょう。贈り物の内容はさまざまですが、なかでも図書券は贈りやすいということで人気です。
のし紙やのし袋を使う場合は、紅白の蝶結びの水引がついたものを使い、表書きは「御餞別」や「感謝」でおこないます。
