冠婚葬祭マナーガイド

お葬式のマナー(仏式)

法要のマナー

法要とは何?何種類あるの?

法要とは、葬式後の節目の日に、故人の霊を供養するためにおこなう行事です。法要は、大きく分けると「忌日法要」「年忌法要」「月忌法要」の3種類に分かれます。
法要は、まずは死後1年以内におこなう忌日法要からはじまります。忌日法要は亡くなった日から数えて7日目ごとにおこないます。しかし最近は「初七日」と「七七日」の法要だけをおこない、「二七日」「三七日」「四七日」「五七日」「六七日」は遺族の礼拝のみにとどめるのが通例です。
年忌法要は、「祥月命日」と呼ばれる、故人の亡くなった月日と同月同日におこないます。しかし最近は、みんなが集まりやすいように、祥月命日より少し前の休日におこなわれています。年忌法要は「百回忌」まであるのですが、現在は「七回忌」「十三回忌」「三十三回忌」のみをおこない、それ以外は省略する場合がほとんどです。
月忌法要は、毎月の命日におこないます。この日は僧侶に読経をしてもらったり、遺族で墓参りをおこなうのが習わしです。

準備はなにをすればいい?

法要をおこなうには、まず法要の代表者となる「施主」を決めます。通常、葬式で喪主を務めた人が施主となりますが、それができない場合は、故人と最も血縁の濃い人が務めます。
施主が決まったら、寺に連絡をして、僧侶の都合を確認してから日時を決めます。次に会場を決めて、場合によっては会食や引出物の手配もおこないます。引出物は、親族以外の人を招いておこなう際に、出席者全員に渡します。金額の目安は3千円程度で、消耗品を贈るのが主流です。また、宗派によっては卒塔婆も必要となりますので、寺に確認をおこない、必要であれば用意してもらいましょう。
日時と会場が決まったら、招待する人を決めて案内状を送ります。法要はごく内輪でおこなうのが一般的ですが、一周忌までは故人の友人も招くというケースもあります。案内状は1ヶ月前を目安に出し、遅くとも2週間前までには出欠が確認できるように、返信の期日も記しましょう。なお、案内状は返信用のハガキを同封するか、往復ハガキで出すのがマナーです。
法要に招かれた人は、香典を持参して出席します。香典として包む金額の目安は3〜5千円程度です。そして香典袋に入れて、「御仏前」「御香料」のいずれかで表書きをおこないます。
法要の際の服装は、三回忌までは黒い服で出席するのが通例ですが、以降は普段着で出席してもかまいません。ただし派手な色のものは避けて、落ち着いた印象の服を選んでください。また、月忌法要に関しては、三回忌以前でも普段着で出席しても問題はありません。

法要での注意点

法要は何度もおこなうため、ともすれば何回忌なのかを忘れてしまうこともあるでしょう。その場合は、寺に問い合わせてもかまいません。命日の約2ヶ月前には確認をおこないましょう。そして、法要をおこなう必要がある場合は、すぐに準備にかかりましょう。
また、法要は必ずしも命日におこなう必要はなく、集まりやすい日にちを選んでおこなってもかまいません。ただし、忌日や命日よりも前におこなってください。
また、1年以内に2つの年忌法要が重なる場合、一周忌と三回忌以外ならば、まとめておこなってもかまいません。その場合、命日の早い方に合わせておこないます。

 

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