お中元&お歳暮のマナー
お中元の贈り方
お中元は、7月の上旬から中旬に、お世話になった人に贈ります。具体的には取引先の会社や親戚など、一定の礼儀をもってつき合う人に贈る場合が多いようです。
お中元は、飲食物や消耗品などの品物で贈るのが主流です。定番商品としては、ビールやジュース、そうめんやゼリーなど、夏に最適な食品があげられます。品物以外では、商品券やギフト券を贈る人も増えています。金額の目安は3〜5千円ぐらいで、あまり高額なものを贈ると相手に気を使わせてしまいますので、控えましょう。
お中元を品物で贈る場合は、紅白の蝶結びの水引がついたのし紙をかけるのが習わしです。そして「御中元」と表書きをおこないましょう。金券で贈る場合も、紅白の蝶結びの水引がついたのし袋に入れておくるのがマナーです。
お中元の渡し方は、かつては手渡しをするのが一般的でしたが、現在はほとんどの人が宅配を利用しています。とはいえ、直接渡す機会がある場合は、その際に渡すのが好ましいでしょう。また、宅配を利用する場合は、あいさつ状を添えるのがマナーです。そして、お中元が相手側に届く頃に電話を入れて、日頃の感謝の気持ちを伝えましょう。
また、お中元を贈る時期を過ぎてしまった場合は、立秋以前でしたら「暑中御見舞」として贈ります。その際は、表書きも「暑中御見舞」とおこないます。立秋以降は「残暑御見舞」として贈ります。
なお、喪中であってもお中元を贈ることに問題はありません。なぜなら、お中元はお祝いではなく、日頃の感謝を表すものだからです。どうしても気になる場合は、時期をはずして「暑中御見舞」か「暑中御見舞」のいずれかの形で贈ります。
お歳暮の贈り方
お歳暮は12月上旬から中旬に贈ります。お中元とお歳暮は贈る時期が異なるだけで、作法はほとんど同じです。また、お歳暮を贈る相手もお中元と同様、お世話になった人です。ただ、どちらかといえば年の瀬に贈るお歳暮の方が重要視されており、目安金額はお中元よりも若干あがります。たとえば、お中元では3千円程度の品物を贈る人が多いことに対し、お歳暮では5千円程度の品物を贈るという傾向があります。
お歳暮の内容は、ハムなどの加工肉食品や洋菓子、日本酒やビール、コーヒーなどが定番です。お歳暮もお中元と同様に、紅白の蝶結びの水引がついたのし紙をかけて、「御歳暮」と表書きをおこないます。
お歳暮は遅くとも12月20日までに届くようにしましょう。もし贈りそびれてしまった場合は、「寒中御見舞」として贈ります。そして、のし紙の表書きも同様におこないます。
お中元&お歳暮のお返しの仕方
自分が贈っていないのに、お中元ないしお歳暮をいただいた場合は、電話でお礼を伝えるか、お礼状を送るのがマナーです。基本的に品物でお返しをする必要はありません。とくに目下の人から贈られた場合は、あえてお返しをしないのがマナーです。なお、同僚や友人などの同等の立場の人から贈られた場合は、お返しをおこなっても問題はありません。
